造園積算のスペシャリストで、樹木医の金原さんと。
写真はちょっと古くて4年前、金原さんと。
以前、2006年に蛭田植物園に入ったのは、金原さんが会社にいたからでした。
金原さんは造園の世界では珍しく(?)いい加減ではない方で、分からないことがあったらそのままにせず、すぐに調べたり、知っている人に電話するのでした。
金原さんが蛭田植物園をやめた後も、金原さんに造園の積算を隔週で習ってました。そのうち植栽の管理が重要だと改めて気づき、樹木医の資格の取得を目指すことになりました。
積算は2年間習いましたが、樹木医の資格を取ることが重要だと気づき数ヶ月で試験があり、幸い一回で合格できました。
当然ながら、樹木医は合格するまでより、合格してからの方が学ぶことが多いです。
樹木医であることは、必ずしも、樹木に詳しいとは限りませんが、樹木に詳しいかたは、すでに研究者であるか、樹木医だと言い切れます。
樹木医に合格できない方が2週間の泊まりこみ時間が取れないからとか、一次試験に合格をする前から言う人がいますが、言い訳です。
せっかく日本に、樹木について学ぶ機会があるのに活かさない理由はありません。
それも金原さんに出会ったから知ったことですが。
何事も人の縁が全てですね。
その金原さんが日本花木研究所に参加してくれることになりました。
開業5年目にして、感激です。
高齢であることと、腰痛があることあり、現場を一緒にすることはまれですが、金原さんがいることは分からないことはすぐに調べる姿勢を常に思い起こさせてくれますし、樹木の診断や、バラ関係の相談は同行してもらえます。なにより日本花木研究所の見積りが明朗なところは金原さんから学んだところが大きいのです。
リンクの動画は、金原さんが、上皇后陛下のご実家・正田邸の跡地を整備し、2004年に開園した区立公園「ねむの木の庭」で当時の天皇皇后両陛下を案内された様子です。