【事例紹介】9年間お手入れを続けているシイノキの剪定について

今回は、9年前から毎年お手入れをさせていただいているシイノキ(スダジイ)の剪定事例をご紹介します。
かつては、12月に刈り込み剪定が行われていたこの樹木。
私が管理を引き継いでからは、剪定時期を春(主に3月)に変更しました。
この時期を選んだ理由は、樹木へのダメージを最小限に抑えるためです。
春は新芽が動き出す直前で、剪定後の傷の回復も早く、余分なストレスを与えにくいタイミングです。
その結果、ここ数年はほとんど枯れ枝が出なくなり、樹勢も安定しています。
これは、剪定の“時期”がいかに大切かを示す良い例だと感じています。
剪定作業では、不要枝・混み合った枝を丁寧に間引くことで、光の入り方や風通しを改善し、病害虫の予防にもつながります。
ちなみに、今回の作業時間は約4時間。
「枝はしっかり抜きますが、手は抜きません(笑)」がモットーです。
剪定のご依頼・ご相談は、お気軽に日本花木研究所までどうぞ。
地域密着型の庭木専門サービスとして、1本1本に向き合った丁寧な剪定を心がけています。