樹木医がチラシ配りするはずない??

昨日、知り合いの樹木医で空師の会社をやってらっしゃる方と夕食をともにさせていただきました。
そしたら、アドバイスでチラシ配りというアナログの方法もいいけど、インターネットで例えば検索で来てもらうようにしたほうがいいと言われました。
なのでGoogleの広告をちょっと申し込んでみました。
目黒区、世田谷区、港区、品川区、渋谷区の人に「庭木」「手入れ」などの検索をしたら広告が表示されるようです。
最近、チラシもリニューアルしたんですが。。
新緑のさわやかな季節となりました。皆様、いかがお過ごしでしょうか。
私どもは、2016年春に目黒区に開業いたしました日本花木研究所と申します。樹木医の技術をお客様の庭木の手入れに活かすことを目指しております。
これまでの日本の文化の良さの筆頭にあがります日本庭園は素晴らしいものです。そこで発揮される植木職人の腕、経験と勘、センスは素晴らしいものがあります。ただ同時に一般のお客様にとっては手に届かないもの、分かりづらいものになっているかも知れません。それは日本の文化であり、伝統を重んじるもので、多くの方はそれを肌では感じるものの理解するまではいきません
私どもは一つの提案としまして、花と緑をもっと身近なもの、お客様の人生を彩る大切なパートナーとして、お客様のお手伝いをしていきたいと考えております。
具体的には勘やセンスで説明されやすい庭木の手入れも樹木医学の観点から剪定の時期や方法を考えます。例えば当然のことながら花の咲くものは花芽分化の時期を考えます。剪定方法も見た目の良さが重視されがちですが、私どもは樹木の剪定あと、すなわち傷が塞がりやすい位置で剪定を行います。
これまで、緑を増やそうということは多く言われてきました。これからはもっと庭や玄関先に花を増やしませんか?庭づくりは難しいものではありません。もっとお客様のご希望どおりでいいし、自由でいいのです。お客様の快適な、幸せな人生を演出するために花々は咲きます。私どもの技術はお客様のイメージを現実にするため、もし大切な樹木が病気になったりした場合に治療するためにあります。
もっと樹木医の技術が普及し一般的になれば、このような説明も必要なくなり、お客様もそのような植木屋さんを選ばれるようになるのですが、まだまだ樹木医の数は少なく東京都で300人ほどしかいません。
庭を維持されているお客様は地球の生態系に貢献されています。大げさではありません。そして周囲の方を幸せにされています。僭越ながら私はそのお手伝いをさせていただければ、これ以上の幸せはありません。
どうかお健やかに、新緑の季節を満喫なさってくださいませ。
https://www.facebook.com/nihonkaboku/
お気軽にご質問などもどうぞ。
以上チラシから引用でした。
お客様にとっては、難しい話は必要ないですよね。きちんと適正な価格で庭の手入れをしてくれたら良いわけです。
日本花木研究所の特徴は、樹木医が庭の手入れ、剪定、刈り込み、芝の手入れ、消毒、施肥をするということ。目黒区にあって、その近郊の方にとっては迅速な対応がしやすいということ。
大多数の植木屋さんが樹木医ではありませんから、その価値が知られてるとは言えない状況です。私の周りは樹木医だらけですが(笑)
さらに樹木医が全て、庭の手入れができるわけではありません。ある一定の技術レベルに達していると判断するのに一級造園技能士という資格がありますが、それと樹木医の両方を持っている人は限られています。
私の考えでは、樹木にプロとして携わる人は、みんな樹木医を持ってたらいいんです。基本的な知識を持つことは必要ですから。
ただ、樹木医は一年に120人しか全国で誕生しません。まだまだ月日がかかりそうです。多くの方に認知してもらうためには。
そのような志でやっております。
開業したばかりで多くの人に知ってもらう努力をしなければなりません。今月はチラシ配りを頑張ります。5月からはお陰さまで仕事がたくさん入ってまして宣伝する余裕がなくなりますから。
さっき営業に伺ったお宅の人が、別の植木屋さんが「樹木医がチラシ配りするはずない」とか言われたらしいです。しますよ(笑)これからの素敵な多くの出会いのために。その誤解こそこれから解消しなければなりません。