少し前の話ですが、今年はシダレザクラがあまり咲かないお宅がありました。〜やはり地域密着型の植木屋が良い。
今年、何件か、シダレザクラの花が少ないってことがありました。
昨年はたくさん咲いたお宅ばかりで、剪定の仕方が問題じゃないとは自分では確信がありました。
花芽分化の時期の乾燥が影響したのではとの仮説を、他の樹木医とたてて、実際の現場での話を伺うと、そのような印象でした。夏の間、水を毎日撒いていた場所では、よく咲いた例もありました。
それで思うのは8月に夕立が何回かあっただけで状況が変わりますので、広い範囲だと分からなくなります。この近辺での話になります。結構、雨は局所的に降りますよね。
目黒に事務所を構え、お客さまと気候に対して体感的に同じだといいう状況は植木を管理するにおいて重要に感じます。
まさに植木の管理は気候の変動との付き合いでもあります。
先日、ゴールデンウィークに京都に帰省しましたが、あちらの庭木の管理は私にはムリだと感じました。気候も違えば、樹種も違ってます。
こちらの気候は体感し続け20〜30年以上の経験があるわけですね。
関東地方でも、気候が違う地域だと植木の扱いも変わってくるでしょう。(東京23区内ですら違うでしょう)
シンプルに考えるためには、自分の拠点とその周辺での経験に留めておいた方が簡単なようです。
そして、お客さまにとっても、近隣の植木屋に任せるメリットは、ここにもあるのではないでしょうか。